コンテンツの方針や配信回数は、企業様により異なります。
「週2回」と回数を決めて配信してる企業様もあれば、「火曜・木曜」と曜日を決めてLINEを運用している企業様もあります。
LINE運用の考え方は企業様によってさまざまです。
そういった違いはあれど、どの企業様においても「学生からの連絡に対してスピーディーに対応したい」と考えていらしゃると思います。
今回インタビューした株式会社アテナ様においては、クイックレスポンスにこだわりを持って運用されており、実際に学生からの信頼も勝ち取っています。
是非ご一読いただき、自社の運用の参考にしてみてください。
業種: BPO、印刷・印刷関連、情報処理、物流・倉庫
ご担当者様名:長谷部 颯様
---最初に、MOCHICAをご導入いただいた頃の課題感、背景を教えてください。
当時、導入を決めたのは23卒採用の終盤でした。
その時、当社の新卒採用における課題は「選考の移行率」と「内定承諾率」にありました。
そこでこれらを解消するためには「学生への魅力訴求」と「コミュニケーションの改善」が必要不可欠と考えました。
学生への魅力訴求に関しては、動画やパンフレットなどのコンテンツを持っており、説明会などの中でも既に打ち出していましたが、それらを学生の手元に届けるためのツールに不足していました。
その当時はメールしか使っていなかったため、なかなかメールで送っても開いてもらえない、見てもらえないといった課題がありました。
そんな中、MOCHICAのご紹介をいただき、24卒採用から使うことを決めました。
---ありがとうございます。移行率/コミュニケーションは多くの採用担当者様が抱える2大テーマですね。そんな中、MOCHICAに決めていただいた理由も教えていただけますでしょうか。
MOCHICAに決めたのは2つの理由があります。
1つ目はLINEの登録~設定まで行っていただけることです。
MOCHICAだけでなく、LINE側の設定まで、弊社側の採用意向に沿って適切な設定を行っていただけるのは、非常に助かりました。
当社もLINE運用に非常に興味がありましたが、なかなか導入するまで心理的なハードルを感じていました。
また、多くのシステムは、こういった設定は使う企業側に委ねられることが多いので、当社のように少人数で採用を回している企業においては、こういった些細なサポートも非常に助かりました。
2つ目は、管理画面が非常にわかりやすくスマートであることです。管理系のシステムは、大概複雑化しているため、管理画面も操作難易度が高くなりがちです。
しかし、MOCHICAにおいては管理画面を開いたら、どこに行けば、何を操作できるのかが、非常にわかりやすくなっています。その点も大きな決め手になりました。
---ありがとうございます!MOCHICAの管理画面は、どんな人でも、すぐに使えるデザインをコンセプトにしていますので、まさに嬉しいお言葉です。実際にご導入いただいて、いかがでしたか?
最終選考前の離脱率が導入前の約半分になったこと、内定承諾率が163%改善したというのが大きな2つの成果です。
やはり、これまでメールでは中々開封されなかったコミュニケーションが、確実に学生の手元に届くようになったので、繋ぎ止めや惹きつけがしやすくなりましたね。
きめ細やかに学生フォローができるようになったので、歩留まりが大きく改善しました。
---改善ですね!何かLINEを運用するにあたって、気を付けていることやポイントはありますか?
そうですね、何よりも学生へのレスのスピードを優先しています。
私たちは学生に対して、どんなに小さい些細なことでも質問/疑問を投げてくださいと伝えています。そのため、もしLINEの連絡が来たら、どんな大切な予定があってもレスをするようにしています。
レスのスピードが早いというのは、それだけで、学生からの信頼度を高めることに繋がっていると思います。
もちろん調べれば分かることでも質問をいただくこともありますが、だからといって半日後とかに流してしまうと、「小さな質問でこれだけ時間がかかってしまうのであれば、大きな質問だともっと時間がかかるのではないか」と思われてしまいます。
そのため、LINE(MOCHICA)は30分に1回見るようにしています。
これらを実践すれば必ず学生からの信頼を得ることができると思いますので、他の企業様でも、是非実践していただきたいですね。
---確かに仕事でも同様ですが、レスポンスのスピードを上げるだけで相手への印象は大きく変わりますよね。実際にLINEを使ってみて、印象的だったエピソードはありますか?
先程のスピーディーな対応にも繋がりますが、とある学生における内定承諾までのつなぎ止めのエピソードですね。
4月に内定通知を出した学生だったのですが、その学生から「もう少し就活の軸を見直して、もう一度就活をしたいから6月から待って欲しい」と相談されました。
当社としても、納得感を以って、当社を選んでいただきたかったので、快く承諾したんです。ただ、待っている間もLINEで連絡を取り続けました。
以前はこういった連絡もメールで時々する程度でしたが、LINEに切り替わってから、定期的に情報発信もするようになったので、接点を持ち続けることができました。
そんな中、その学生が他社を見る中で、他社比較において気になったポイントを、すぐにLINEで聞いてくれるようになりました。
そういった細かな質問にも常にスピーディー、かつ丁寧に対応するようにしました。その結果、ある時、その学生から当社に決めると連絡をいただくことができました。
「親身に対応してくれてありがとうございます。長い間待ってくださってありがとうございます」というメッセージもいただくことができ、学生としても納得して当社を選んでいただくことができました。
---学生と真摯に向き合い続けた結果ですね!それでは最後に、LINE(MOCHICA)を使って、今後どのようなことに取り組んでいきたいと考えていますか?
そうですね。既に行っていることではありますが、今まで以上にリッチメッセージ等のコンテンツのクオリティを高めていきたいですね。既に情報発信はしていますが、しっかりと効果分析をしていきたいです。
例えば、どのタイミングで送るのが一番適切なのか、どのようなクリエイティブのレスポンス率が高いのか、などです。
しっかりと定量分析をして、学生が面白いと思っているコンテンツを発信し続けて、更に双方的なコミュニケーションが活発になるようにしていきたいです。
我々はMOCHICAを単なる管理システムやコミュニケーションツールとは考えていません。これ自体がSNSだと思って活用していますので、今後も使い倒していきたいと思います。
---本日はありがとうございました。