最終更新日 2020年4月22日
昨今飲食店などの店舗でLINEのQRコードをよく目にするようになりました。
これを読んでいる方も、一度は飲食店でLINEに登録してクーポンなどの特典を得たことがあるのではないでしょうか。
採用でも同じく、LINEの導入が注目を集め、導入する採用企業が増え始めています。
そこで、本日はLINE@をこれから使ってみたいという方向けに、導入するための基本知識、使い方を御紹介いたします。
この記事の目次
LINE@って?
LINE@とは法人向けのLINEアカウントです。どなたでも取得することができますが、アカウントは大きく2つに分類されます。
認証アカウント
LINE社による審査が必要なアカウントになります。認証審査を通過すると、審査を通過することで認証済みバッジが付与され、LINEアプリケーション内の検索窓から検索して流入させることができます。また利用費用の支払も請求書払いを選択できるようになります。
ただし、LINE社における審査期間は、2週間~1ヶ月程要します(弊社実績値)。
一般アカウント
どなたでも即時発行できるアカウントになります。LINE内での検索結果には表示されません。支払は“LINE Pay”もしくは”クレジットカード”のみとなります。そのため、もしクレジットカードが使用でき、検索窓からの流入を想定しない場合であれば、一般アカウントでも良いかもしれません。こちらは実際の想定利用シーンから、スピードを優先するのか、その他を優先するのかで検討いただければ良いかと思われます。
LINE@の契約プラン
LINE@のプランも大きく4パターンに分類されます。
プラン | フリー | ベーシック | プロ | プロ(API) |
月額 | 0円 | 5,400円(税込) | 21,600円(税込) | 32,400円(税込) |
メッセージ配信 | ターゲットリーチ数 ×吹き出し数 1,000通まで |
ターゲットリーチ数 5,000人以内は 無制限で配信可能 |
ターゲットリーチ数 100,000人以内は 無制限で配信可能 |
ターゲットリーチ数 100,000人以内は 無制限で配信可能 |
タイムライン投稿 | 4回/月 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
1:1トーク | ○ | ○ | ○ | ○ |
LINE@アプリ | ○ | ○ | ○ | ○ |
クーポン機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
リサーチページ | ○ | ○ | ○ | ○ |
LINEショップカード | ○ | ○ | ○ | ○ |
アカウントページ | ○ | ○ | ○ | ○ |
アカウントページ内の 広告枠 / おすすめ枠の非表示 | × | ○ | ○ | ○ |
リッチメッセージ | × | ○ | ○ | ○ |
動画メッセージ | × | ○ | ○ | ○ |
音声メッセージ | × | ○ | ○ | ○ |
リッチビデオメッセージ | × | × | ○ | ○ |
友だちの属性表示 (性別、年齢、地域など) | × | × | ○ | ○ |
ターゲティングメッセージ (属性別に配信) | × | × | ○ | ○ |
リッチメニュー | × | ○ | ○ | ○ |
APIによる外部連携 | × | × | × | ○ |
基本的には通数で選択いただくと良いかと思います。また、外部のツールなどと連携してLINE@を使用する際はプロAPIプランが必須になります。
それでは、次は採用でLINE@を活用している企業の事例をご紹介いたします。
採用での活用事例
■Sansan株式会社
用途:社員紹介による自社への帰属意識醸成、採用ブランディング
解説:毎週定期的に社員紹介の情報発信をしています。特にLINE上で選考予約ができるわけではないですが、定期的に情報を発信することによって、内定者の入社までのモチベーションを維持することができます。また、ホーム画面上にインターンイベント・交流会の案内を配信しています。
■ソフトバンク・テクノロジー株式会社
用途:社員インタビュー、セミナーへの誘導。マイページの促進など。
解説:マイページの利用促進がメインの利用目的かと推測されます。イベント発信や読み物コンテンツの配信を行っておりますが、基本的にはマイページに集約される導線になります。ただ、リッチメニューの画像や投稿する素材など非常に厳選されており、クリエイティブに非常に注力しています。
■プロポライフグループ
用途:マイページ促進。説明会情報の発信・予約受付
解説:LINE上で説明会の選考予約をすることができます。LINE@プロAPIプランで外部のツールと連携させることにより、本機能を実現していると思われます。説明会への予約をLINEで行うことにより、採用プロセスの歩留まり改善を目的としています。
また、リッチメニューも作り込んでおり、SNSアカウントに誘導することによって採用ブランディングも行っています。
まとめ
いかがでしょうか?利用目的によって、アカウントの作り方も大きく変わってきます。改めて、なぜLINE@を導入するのか、採用プロセスのどこに課題があって、どのように改善したいのか、を振り返っていただくことで、より良いLINE@の活用ができるかと思います。その上で下記ポイントに沿ってご準備ください。
LINEアカウント準備前の確認事項
- 決済方法や利用開始までのスピード感をもとに「認証アカウント」か「一般アカウント」を選択する
- 自社利用イメージにそって、有料プランを含めて検討する
- 内定者フォロー、選考日程調整、情報発信などの目的にそったアカウント作成をする
MOCHICAではLINE@と連携することによって選考に日程調整や選考評価の通知なども行うことができます。
外部ツールと連携してLINE@を利用したいという方は是非お気軽にお問い合わせください。
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採用活動をスムーズに進めるためには、自社の採用予定人数や目的に合致するプランを選択する必要があります。
単に「いちばん高いプランを選べば採用が上手くいく」「安いから成果に結びつかない」というものではありません。
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