最終更新日 2021年10月5日
こんにちは!MOCHICAイベント運営担当の安平あずみです!
11月27日、弊社本社にてイベントを開催しました。
テーマは「LINE採用の活用事例公開!生協の担当者が語る「辞退」されないためのテクニックと心得」。
実際にLINEを使った採用を実践されてきた「日本生活協同組合連合会」様をゲストにお呼びして、
どのように社内を説得したか、どのように運用してきたかなど
企業様が気になることや課題点に対してリアルにお答えする場を用意させていただきました。
この記事の目次
当日のコンテンツ
■第一部 なぜ、LINEが必要なのか
・現代の学生はレコメンド型(受動)の世代
・コンテンツを活かすためにはコミュニケーションという土台が必要
・採用活動シーン別、LINEのつかいかた
■第ニ部 成功事例のご紹介(生協様ご登壇)
・LINE×採用が、学生のみならず社内間の関係構築を加速させる
・新しい取り組みは、採用ブランディングとしての効果を発揮する
・LINE導入の上で考えるべきは、「ポリシー」を定めること
■第三部 トークセッション
河田 慎吾氏(日本生活協同組合連合会)
採用現場で活用する上でのポイントや注意点、効果について語りつくしていただきました。
また、当日参加者からの質問も多数受け付け、その場で回答もいたしました。
今回のトピックス
・学生の情報収集の方法がサーチ型からレコメンド型へ変化。
スマートフォンの普及、20代の保有率は90%以上。ソーシャルメディアの浸透、Ad techの進化により情報を拾いにいくのではなく届けられるのが当たり前の世代。
・コンテンツを活かすのはコミュニケーション。
いかに良質なコンテンツを作成しようとも、適切なコミュニケーションを学生ととらなければそのコンテンツは届かない。または間違った解釈・認識で届いてしまい、意図した結果とは違うものとなってしまう。
・企業の82.0%が学生との連絡に課題を感じている。
多くの企業が、採用活動においてメール・電話を使用している。対して学生の連絡手段の90%がLINE。連絡手段においてミスマッチを起こし多くの機会損失が生まれている。
メールしても返信がない。電話をしても折り返しがない。という現象が起きるのは必然と言える。
・母集団至上主義の採用「個」の採用への変化。
売り手市場化が進む中、重要な連絡手段でのミスマッチが起こる昨今。重要なのは学生に寄り添った連絡手段(LINE)と1人1人に向き合うというスタンス。とにかくエントリー・母集団形成に力をいれれば良いという時代は終焉を迎え、学生に真摯に向き合う企業こそ選ばれる時代(「個」の採用)へと変化した。
・LINE採用は良質なブランディング構築へとつながる。
「日本生活協同組合連合会」というお名前から、なんとなく古い・固いなどのイメージを持たれてしまっていたが
LINEを採用に使用することによって「先進的な会社」という印象を学生に持ってもらうことができた。
・LINE採用の懸念点は現状からの脱却。
新しいチャレンジをすること全般に言えるが、LINE採用を導入することは現状続けてきた採用体制・採用フローを変更しなければならないことにつながる。
その影響から情報共有の管理・工数が発生したり、フロー構築に数カ月要したりするので社内外の調整は必須である。
・ディスカッションでは、多くの企業様から質問をいただきました
当日お答えできなかった質問に生協様にお答えいただきましたので下記をご確認ください。
- 説明会での集客においてLINEを活用したいと考えているのですが、具体的な活用例と動員実績を教えてほしいです。
こちらは弊会では実施しておりませんので、活用のシーンは説明できませんがやると仮定するならば、
LINE公式アカウントをDMなどのツール内で告知することで、都度こんなことがあるとプッシュすることがいいのではないかと考えます。
初期導入としては使いやすいですし、ハードルが低いのでそのような形式で登録を促しつつ、された方を説明会に導入が一番の方法かと考えます。
- LINEにて内定後のフォローを行う場合、週に一度など積極的なメッセージを行う必要はありますでしょうか。それとも月に一回など、ある程度しつこくないようなメッセージ間隔にすべきでしょうか。
内定者は接点のフェーズで分けています。合格出しのタイミングでは比較的密なコミュニケーションとして対応しつつ、
返信が遅かったり対応が遅い場合は電話に切り替えて対応をしています。
その後、意志が明確になった場合にほかの方と同様に1対Nでの送信ケースに切り替えて対応します。
確認のタイミングがメールよりも明確なので、より距離を保った対応ができるのではないかと感じます。
- 弊社ではリクルーター制度を導入し、採用担当以外の社員も学生と接触することがあるのですが、リクルーターにも権限を付与し、特定の学生のみやり取りさせることなどは可能でしょうか。
こちらも実践の形式が不明でしてわからないですが、恐らく権限設定ができますので返信していいグループなどを振り分けを行なって対応することが望ましいように感じます。
ただ、相談事項が人事やほかのリクルータに見えないものであると安心感を与えることが必要に感じます。
- LINEで学生とやり取りした内容は、社内共有はどのように行うのでしょうか。
採用業務にかかわる責任の方には管理者権限を設定していますのですべての記録を残しています。
その上で、役員面接などのコアなフレームになった際にはどの程度のやり取りがあり志望度が高いかなどのフラグにはしています。
次回は年明け、1月・2月にイベント開催を予定しております。
ご興味ある方は、是非ご参加ください。
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現在は「1人1台」と言っても過言ではないほどスマートフォンが普及し、LINEやTwitter・Instagramがコミュニケーションの主流ツールになっています。
従来、電話やメールは「連絡が来たら必ず応じるもの」でした。
しかし、現在ではスマートフォンとSNSの普及に伴い、つながりたい相手を選べるようになっています。
それゆえ、電話は「必ずしも出る必要のないツール」へと変化。
だからこそ、電話やメールを主軸に採用活動を進めていると「出てもらいない」「開封してもらえない」といった状況が発生しがちです。
直接話す分、電話には「学生の心情を推察しやすい」とのメリットがあります。
ですが、まず電話に出てもらえる関係を築かなければ、採用にはいたりません。
電話やメールと合わせて、学生の利用率が高いLINEで日頃からコミュニケーションを取った方が、学生1人ひとりと良い関係を構築しやすくなります。
MOCHICAは、「採用を”も”っと、”ちか”くに」をコンセプト展開する採用管理システムです。
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