“この会社、なんか好きかも”を狙え!選考離脱率が下がるSNSの世界観づくり

最終更新日 2025年4月28日

「せっかくインターンに参加してもらったのに、その後の選考には全く進んでくれない…」

そんな声を、私たちは多くの企業様から聞いてきました。実際、学生の7割以上がインターン後に選考を辞退しているというデータもあり、せっかくの接点が“つながらない”まま終わってしまっている現状があります。学生の関心は常に流動的。情報も選択肢も多い今、“ちょっと気になる”から“ここで働きたい”へと気持ちを引き上げる工夫が欠かせません。

そのカギとなるのが、SNSをトライアングルの設計です。本記事では、SNSを活用して候補者の心理にアプローチする“魅力訴求の三角形=SNSトライアングル”をご紹介します。

なぜ今、「魅力訴求」が必要なのか?

ではまずなぜ魅力訴求が必要なのかを見ていきましょう。情報過多の現代、学生たちは求められる情報だけを選び取ることに長けています。特に、売り手市場の影響で、学生にはたくさんの選択肢があり、企業側が一方的に発信するだけでは、目には留まらないのが現実です。また学生の情報収集は、過去の「探しに行く」時代から、今や「選び取る」時代へと変化しています。スマートフォンを手にした学生たちは、必要な情報を自分で選び、受け取る姿勢が当たり前になっています。この背景を考えると、企業はただ情報を出すだけでは不十分であり、学生にとって選ばれる存在にならなければいけません。どのような情報が届くべきか、どんなメッセージが記憶に残るかを慎重に考え、SNSを活用し、学生が「これが自分にとって大切だ」と感じるような情報発信をすることが、選考に進んでもらうための第一歩となります。

なぜ学生はインターンを離脱するのか?

学生がインターンを離れる理由をデータで見ると、最も多いのは「入社して働くイメージができなかったから」(23.7%)という回答でした。これは、企業紹介や職場体験を通しても、自分自身の未来像が結びつかなかったことを意味します。続いて、「個性や特性が活かせない業務だと感じた」(20.9%)、「やりたい仕事ができない」(18.7%)など、自己実現への不安も目立ちます。注目すべきは、待遇や社風よりも「自己とのマッチ度」に重きが置かれている点です。企業がインターンを設計する際には、「体験のリアリティ」と「学生が共感・納得できる導線」が重要なポイントになることがわかります。今後は「学生がどう感じるか」という視点を軸に、社員との交流機会や仕事のストーリー紹介など、感情に響くインターン体験が重要になります。インターンは企業のプレゼンの場であると同時に、学生が自分を投影する場でもあることを、改めて意識してみましょう。

参考:2026年卒 大学生広報活動開始前の活動調査

とはいえ、理想的なインターン設計ってどうすればいいの?学生に「なんか良さそう」と思ってもらえるインターンにするには、ちょっとした工夫がとても大切。でも、実際にどう工夫すればいいのか悩みますよね。そこで、エントリー数アップにつながる具体的な施策をわかりやすくまとめたMOCHICAの記事を紹介します!明日からすぐに取り入れられるヒントがきっと見つかるはずです。是非チェックしてみてください!

インターンのエントリー数を増やす3つの施策

インターン集客&選考離脱防止の武器「SNSトライアングル」

今の学生は、企業が一方的に発信した情報にはなかなか反応しません。大事なのは、「見たくなる・知りたくなる・話したくなる」流れをつくること。その鍵が【SNSトライアングル】です。

  • Instagram=“気になるきっかけ”

まずは見た目で惹きつけることが重要。Instagramでは、企業の雰囲気や働く人たちの魅力をビジュアルで発信。リールやストーリーズを使って、企業の「空気感」を軽やかに伝えましょう。ここで“なんか良さそう”と感じてもらえれば第一関門クリアです。

  •  YouTube=“もっと知りたくなる”

興味を持った学生に向けて、次はしっかりと中身を届けます。YouTubeは職場のリアルを映す場所。社員インタビューや業務の裏側など、深掘りできる動画で「ここで働くイメージ」が湧くようにしましょう。

  • LINE(MOCHICA)=“学生と自然につながる”

そして最後はLINE。学生は通知を通して日常的にLINEを見ているので、ここに情報を載せてあげるのが最も自然。InstagramやYouTubeで作ったコンテンツを、MOCHICAを使ってLINEでシェアすれば、企業からの情報が“ちゃんと届く”仕組みが完成します。イベントの案内もLINEで送れば、参加率もグッと上がります。

この3つをうまく組み合わせることで、学生の頭と心に「この会社、なんか好きかも」がしっかり届きます。「SNSトライアングル」をうまく回すことで、学生の関心を引くだけでなく、企業理解も深まり、離脱も防げる好循環が生まれます。SNSを“バラバラ”ではなく“つながった設計”で運用することで、今まで届かなかった学生の心に、しっかりアプローチしていきましょう。

学生とのタッチポイントが増えたら、次に重要なのは「どんな情報をどう見せるか」です。いまの学生は、条件やスペックよりも、「この人たちと働きたい」「この場所で成長したい」という“共感”で動いています。だからこそ、企業が発信する情報にも“人間味”や“リアルさ”が求められます。  SNSで発信すべきは、単なる会社紹介ではなく、“共感されるコンテンツ”。その鍵となるのが、下記の3軸です。

  1. 人の魅力:実際に働く人のキャラや成長ストーリーは、学生に「この会社、ちょっといいかも」と感じさせる入り口になります。  
  2. 働く環境:オフィスの雰囲気やチームの空気感を映すことで、学生に“自分ごと”として想像させることができます。  
  3. 社会的意義:社会にどんな価値を提供しているか。ここがあると、学生は「安心して働けそう」と感じてくれる。

この3つを軸に発信しながら、リラックスして話せるイベントも用意すれば完璧。学生との距離が縮まり、「説明会もインターンも行ってみようかな」と自然な導線が生まれます。魅せ方を変えれば、きっと“学生に選ばれる会社”になれます。

カジュアルなイベントで学生との距離を縮める

前述でも触れたイベントについても触れていきましょう。インターンシップの学生が企業に対して抱く印象は、業務だけでなく、企業が提供する「非公式な」イベントでも大きく変わります。例えば、社内イベントとして定期的にランチミーティングを開いたり、フリーな形式で座談会を実施することは、学生が企業に馴染みやすくなる手助けをします。学生は、堅苦しい雰囲気の中では本音を言いにくいもの。カジュアルなイベントで、社員と学生が自由に話せる環境を作ることで、互いに気軽に意見交換ができ、企業側も学生の生の声を直接聞けるチャンスとなります。

また、オンラインイベントは、学生が時間や場所に縛られずに参加できるため、忙しい学生でも参加しやすい形式です。ウェビナーやリモートランチを活用することで、より多くの学生に参加機会を提供できます。

インターンシップ先の企業がどんな仕事環境を提供しているか、どういった価値観を大事にしているかを学生が知るためには、こうした「軽い交流」の場がとても有効です。気軽に参加できるイベントは、学生が企業に対して親近感を持ち、よりポジティブな印象を抱くことにも繋がります。

まとめ

企業の魅力って、パンフレットじゃ伝わりきらないし、説明会でも一方通行になりがち。

今の学生たちは、自分で「選ぶ立場」として、納得のいく企業選びをしています。だからこそ、これからの採用は“伝え方改革”が求められています。つまり、どんなに素晴らしい制度や文化を持っていても、きちんと伝わらなければ存在しないのと同じ。だからこそ、“伝わる工夫”が欠かせません。SNSトライアングルを使えば、「人」「環境」「意義」をバランスよく発信でき、企業の本質が伝わりやすくなります。そして、さらに深く企業を感じてもらうには、前述でも述べたようにイベントの存在が大きいです。カジュアルな雰囲気でのランチ会や座談会なら、学生も気軽に参加しやすく、企業との距離も一気に縮まります。

そしてそれらの取り組みを、学生が毎日開いているLINEで届けてあげる。それだけで、学生との距離はグッと近づきます。MOCHICAなら、SNSの投稿もイベントの案内もLINEからサクッと送れて、企業もラク、学生も嬉しい。大事なのは、“どこで出会って、どうつながるか”。企業がその接点をちょっと工夫するだけで、出会いの質は変えられます。企業にとっても、手間をかけずに学生との接点を増やせるのがMOCHICAの最大の魅力です。魅力を発信して終わりではなく、“気になった学生をスムーズに選考へつなげる流れ”をつくることが、今後の採用成功のカギになるはずです。

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